■横浜ベイスターズ レポート   ライター 増井浩一

牧直弘先生が、日本ストレッチライフ協会マスタートレーナーである山内英雄さんと松山克彦さんと共に神奈川県横須賀市にあるベイスターズのトレーニング場を訪れたのは、寒い風が吹きすさぶ1月25日のことでした。なぜベイスターズに? とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、それは山内さんの紹介によるものなのです。
以前から牧先生と親交のある山内さんは、かつて横浜ベイスターズの前身・横浜大洋ホエールズで打撃投手として活躍された方で、現在は社団法人全国野球振興会(日本プロ野球OBクラブ)に在籍されています。また、全日本ゴルフ練習場連盟公認アシスタントプロとして、主にジュニアにゴルフの指導をされているインストラクターでもあります。日頃から牧先生が開発したウェーブ・ストレッチ・リングがあらゆるスポーツトレーニングに有効であることに着目していた山内さんは、ご自身も牧先生からの指導を受けてゴルフのトレーニングに取り入れているのです。その経験から、このウェーブ・ストレッチ・リングを野球界にも広めよ

          

  当日、ベイスターズの室内トレーニング場で牧先生を迎えてくださったのはベイスターズのS&C(ストレングス&コンディショニング)コーチ・平野元章さんでした。今回は平野コーチへ牧先生がウェーブ・ストレッチ・リングを使ったトレーニングを指導し、 当日、ベイスターズの室内トレーニング場で牧先生を迎えてくださったのはベイスターズのS&C(ストレングス&コンディショニング)コーチ・平野元章さんでした。今回は平野コーチへ牧先生がウェーブ・ストレッチ・リングを使ったトレーニングを指導し、平野コーチが、それを選手に伝えていくということでした。
平野コーチは、ベイスターズの選手一人ひとりのコンディションを管理、調整しなければならないとても大切な役割を担っている方です。プロ野球選手は、自らが所属するチームを優勝に導き、ファンに夢を与えるのが仕事ですが、そのためには各自、最大のパフォーマンスを発揮できるように過酷なトレーニングを積み重ね、チームの、そしてファンの期待に応えなければなりません。それだけにとてもデリケートで、トレーニング方法も各人各様です。
平野コーチは、そんな選手一人ひとりに合ったトレーニング方法を考えなければならず、これまでにもあらゆる方法を取り入れています。中には、今までのトレーニング方法がまったく合わない選手もいるそうで(特にピッチャー)、この新しいストレッチアイテムであるウェーブ・ストレッチ・リングに大きな関心と期待を寄せているようです。

            

横浜ベイスターズ
S&C(ストレングス&コンディショニング)コーチ平野元章さん■牧先生は今回のベイスターズ訪問に当たって、ウェーブ・ストレッチ・リングを使った野球選手専用のトレーニングメニューを構築してきました。それは全部で15種類ですが、牧先生は、これらのトレーニングメニューをどのような観点から選んだのでしょうか。
「平野コーチが、特に捻るとか投げるといったことが難しいとおっしゃっていたように、今まで投げる動作についてはこれといったトレーニング方法がなかったんです。でも野球選手にとって守備の重要なムーブである投げるという動作は、打撃以上に大切なんですね。ですから今回は、肩を中心に選ばせていただきました」
牧先生によると、プロ野球選手に教えるのだから一般の方ではすぐにはできそうにもない、ハードなメニューも取り入れてみたそうですが、さすがにプロのコーチだけあって、平野さんは完璧にこなしていたようです。
トレーニングは約1時間ほどでしたが、その中で平野コーチは確かな手応えを感じたようで、このウェーブ・ストレッチ・リングの有効性を実感したとコメントしてくれました。今後、プロ野球選手がこのウェーブ・ストレッチ・リングを使用している姿をどこかで見ることができるようになるのも、そう遠くないかもしれません


           

   左から松山克彦さん、菅谷真さん、平野元章さん(横浜コーチ)、山内英雄さん
      日本ストレッチライフ協会トレーナーの皆さん